小林 有沙 Arisa, Kobayashi

桐朋女子高等学校音楽科を卒業し、同大学進学後すぐにローム財団より奨学金を得てベルリン芸術大学に留学。卒業後はウィーン国立音大で研鑽を積む。
モロッコ王妃国際ピアノコンクールにて審査員満場一致で優勝し併せて最優秀ドビュッシー演奏家賞を受賞するなど、国内外で数多くの賞を受賞している。これまでに山田和樹氏、飯森範親氏らと共演する他、室内楽においてはその音楽作りやピアニズムについて高く評価され、ニューヨークフィル首席奏者らとの共演やウィーンフィルのコンサートマスター率いるシュトイデカルテットとの共演でも好評を得ている。様々な音楽家とのCD録音の他、自身では3枚のCDをリリースしいずれも高い評価を得ている。2018年より昭和音楽大学非常勤講師を務め、後進の指導にも積極的に取り組んでいる。